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突然の断乳(1歳+1日)
歩き始めた頃から、もうそろそろおっぱいは卒業させようかな~と漠然と考え始めていました。

すでに夜間や夜の寝かしつけ時の授乳は卒業していたのですが、昼間、特に自宅に2人っきりの時は授乳回数が増えてしまい、そんな日はおっぱいを沢山飲んでしまったために離乳食の進み具合が悪く、栄養面が気になっていたのでした。そんな折、12ヶ月検診の血液検査で、鉄分値が平均33に対してリホは31、と低めな数字が出てしまったことも、そろそろ本格的に食事に移行させねば、と思うきっかけになりました。もうこの時期になると、おっぱいは精神的な安定剤ではあっても、運動量をカバーするほどのパワーはなく、鉄分も含まれていないので、なくてもいいかな、と。また私自身が、母乳をはじめてから妊娠前に比べると体重が4キロも落ちていて、生理が遅れていることも、今後の家族計画のことを考えると懸念事項だったり。

ーとはいえ、よく一緒に遊んでいるお友達は卒乳派(自然と乳離れしていくのを待つやり方)が多く、ゆったりママに甘えて幸せそうな授乳タイムを見ていると、うちも、もう少しこのままのんびりでもいいかな、と思ったりして、色々と悩んでいるうちに1歳を迎えたのでした。






リホのお誕生日翌日に私の肌が炎症を起こして、思いがけず病院へ行く羽目に。そして診察時に飲み薬をその場で渡されて痛みもひどかったので、飲んでしまったのでした。ステロイドも入っているし、当然、服薬中は授乳禁止です。

仕方ないので、その日は授乳よりも私の体調を優先させることにして、おっぱいはストップ。
帰宅後、リホに夕飯を食べさせ、旦那もいたせいか特に愚図ることもなく、おっぱいも飲まずに就寝。あれ?ってくらい、あっさりしたものでした。このまま断乳???

翌朝は、寝起き時は騒いで暴れたものの、なんとか騙しだましご飯を食べさせて、終日外出。外の世界にいる時はおっぱいの事は忘れるみたいで、友人宅でちょっと胸を触ってきたくらいで、なんとかしのげました。夜は旦那不在でしたが、何度も私のシャツの中を覗いてきて、泣いたりする度に、どうして授乳できないのか、実際に薬を見せながら(実際には飲み薬は病院での1回のみで、この日は万が一に備えて飲んでいなかったのですが)、何回か説明したりしながら過ごしました。これからは食事をもっと食べて栄養をつけようね、おっぱいは卒業だけど、リホの事は大好きで抱っこはこれからもいっぱいするからね、とも。リホが理解できたかどうか分からないけど、とにかく話をすることが大事だと思い、駄目な時は駄目な理由をちゃんと話して、納得して受け入れてほしいと思ったので、しつこく頑張ってみました。急なことでリホ的にはちょっと不本意だと思うし、実際、断乳は生まれて初めて、大きな「我慢」を知る機会。大丈夫かなあ、と私もドキドキしてましたが、眠くなったのかなんとか就寝。

ーしかしその夜。リホが寝てから、ここまでの流れをもう一度振り返り、本当にこのまま断乳してしまおうかどうか、考えました。私の場合、自然とおっぱいが出なくなるタイプではなさそうなので、卒乳は難しそうなこと、ここまでの様子を見てなんとかいけそうだと思ったこと、今後もアレルギーの薬を使う機会はありそうだということ・・・。
そうしたことを考えあわせた上で、一つ気になったのが、断乳という方向で進めることは進めるつもりだけど、ちゃんと「最後」ってことでリホに授乳して、ちゃんと一緒にバイバイしたいな、と。急なことだったので、私もびっくりしていたし。そして毎日、当たり前に授乳してきたけど、こうして突然終わるとなると実に呆気ないもので、おっぱいを飲む姿は本当に可愛かった(すみません、親ばかです)ので、なくなっちゃうのも寂しい・・・、という気持ちが自分の中にありました。そして1日半、断乳をしてみて思ったのは、母親の覚悟がよっぽどしっかりしてないと卒業できないなあ、ということ。子供はなかなか手ごわいです。その点で、まだちょっと自信がなかったのは、私自身がまだ、きちんとけじめをつけて終わりにしていないから。そこで、旦那と相談し、翌朝に最後の授乳をすることに。

突然の断乳(1歳+1日)_b0122563_11584188.jpg

↑授乳後、とろーんと眠りにつく瞬間が、私的にはものすごーく幸せ感じてました。写真は3ヶ月の時のもの。小さかったなあ。最近は歯が生えてきて、噛まれて痛い!なんてこともあって、微妙な時も・・・。

 ***

そんなわけで土曜の朝、泣きながら起きてきたリホに久しぶりの授乳。しかし、ちょっと切ない気持ちの私と対照的になぜかこちらを睨みながらおっぱいを飲むリホ。その顔を見ているうちに、こんなに悩んでいたのになんやねん!!という気持ちになり、次第になんだか可笑しく思えて、リホもサバサバした様子だったし、それでもう自分の気持ちはがっちり固まりました。さ、これでもうリホがどんなに泣いても、おっぱいは卒業です!!行くぜ、断乳!(笑)

で、土曜は夜にお友達家族とお誕生会だったので、その準備に追われ、夜も遅くまで遊び、無事におっぱいなしで過ごせました。ポイントはやはり、母親がまずおっぱいのことを忘れることでしょうか。続く日曜も、赤ちゃんミュージアムに連れて行って遊ばせたりしつつ、家族でドライブ+お散歩に行ったりして過ごすうちに無事終了。夜は、なんと断乳記念のワインを夫と楽しんでしまいました(悪い母さんでごめんよ~)。

そして今日、実はこれまでの中で一番愚図って、まだまだ未練あり、な様子のリホでしたが、これまでの2倍量くらいのご飯+おやつを食べ、お風呂に入ったあとはあっさりと眠りました。
というわけで、狙い通りよく食べるようになり、夜もすぐに寝てくれるので、今のところいい感じ!生後直後からはじまった母子の共同作業、無事に卒業できそうです。これがあと1週間くらい続けば、断乳成功と言えるのかな。うまくいきますように。
Top▲ | by yoko_pont | 2008-08-05 12:30 | 育児

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